外資物流企業のブロックチェーン利用動向


1.IBM×Maersk合弁会社ShipChain
Maersk(マースク)はデンマークの本社を置く世界最大の海運企業で、2017年の売上高は30.9billionドル(約3.4兆円)。
IBMはニューヨークに本社を置くコンピュータ関連サービスを提供する企業で、2017年の通期売上高は79.1billionドル(約8.7兆円)。
この巨大企業2社がブロックチェーンを活用して国際貿易をグローバルでデジタル化するプラットフォームを開発する合弁企業を設立。
プラットフォームにはイーサリアムを使っていて、ブロックチェーン上にモノの輸送に関わるあらゆる情報とデータを蓄積/可視化/共有することで、輸送取引の効率向上/盗難の削減といった効果が見込めるとのこと。
既にアメリカに本社を置く鶏肉処理会社のパーデューファームズとパイロットプロジェクトを開始したと発表している。

ソース:https://www-03.ibm.com/press/jp/ja/pressrelease/53614.wss

2.Modum
スイスに本社を置く企業。
医薬品輸送においてブロックチェーンを活用しているとのこと。
スイスの郵便事業会社のスイスポストと提携して、医薬品やその他温度管理が必要な貨物の輸送において、パイロットプロジェクトを実施したと発表。
MOD Tokenという独自通貨も発行している。

ソース:https://www.supplychaindive.com/news/3-blockchain-applications-to-watch-in-logistics/528823/

3.300Cubits
香港に本社を置く企業。
荷主と輸送会社がデポジットを出して、荷主が倒産したりして荷物を受け取らなかったり、輸送会社が倒産した場合に両社がプールしたお金を取れる保険システム。
イーサリアムベース。
TEUという独自通貨を発行している。

ソース:https://300cubits.tech/

そもそもブロックチェーンや独自通貨を発行する必要があるのか検証することが重要そう。
ブロックチェーンを使わずに、世の中に既にある技術や決済システムを使った方がいい場合もありそう。

 

 

物流業界の最先端を知ろう!

少子高齢化に伴う労働力不足、世界的なインフレ、脱炭素や省エネに対する強い要請等、物流業界は今大きな変化にさらされています。

そうした中で、物流の最新情報を収集して知識をアップデートしておくことは益々重要となっています。

筆者おすすめの本を幾つかピックアップしたので参考にしてみて下さい。

 

●WMSで実現する中小製造業の物流DX(2021/8月)

「WMS」というとこれまでは資金が豊富な大企業が導入するものというイメージがありましたが、中小企業でもWMSを導入することの重要性を説いている本です。

何故、WMSなのか?後半のRPAやAIの章との繋がりがあって、面白いです。


 

●物流の世界史(2021/8月)

グローバリゼーションがこれまでどのような変遷を辿ってきたのか、物流と密接につながるグローバル化についてまとめられた本です。

過去、現在、未来の流れでトレンドを整理したい人におすすめ。


●人気記事

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