米国産Appleに対する関税引き上げ

トランプ就任以降米国はTPPからの脱退を発表。
その後もアメリカの輸入関税引き上げは止まらず、グローバル規模での貿易摩擦が加速しています。

そして昨日中国、インド、メキシコがアメリカ産リンゴに対する輸入関税引き上げを検討していると発表がありました。
貿易摩擦はグローバルでの物量の大きな変動要因となりうるので、物流/サプライチェーン企業は動向をウォッチする必要がありそうです。

◆北米産りんごに対する輸入関税の引き上げ
インド50%→80%(1月末から開始が決定)
中国10%→50%
メキシコ0%→20%
食品に対する輸入制限は経済停滞のみならず、食品廃棄等にも繋がりうるので倫理上良くないです。

原文
https://www.foodlogistics.com/risk-compliance/news/21039887/apple-industry-hit-hard-by-tariffs

◆北米向け「Apple製品」は無関税
一時期は中国→北米の「Apple製品」対して10%の関税措置も検討していたようですが今回は見送っています。

原文

As expected, Apple largely escapes China tariffs but iPhone could still be hit later

一方トランプは中国からのApple製品の輸入品に対する関税措置をあきらめていないようで、Apple社に対して国内回帰するよう迫っているようなので今後両国の貿易摩擦が悪化すれば、関税措置が取られる可能性もありそうです。

 

 

 

 

ブログ管理人について

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元々物流会社で勤務してました。今は外コン勤務です。
SCMに携わってもうすぐ10年。自分の学びも含め、世界の物流・サプライチェーンに関する情報収集・発信しています。
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