Month: May 2020

Kuehne(キューネ)、AI搭載の陸上輸送プラットフォーム「eTrucknow」をシンガポールに拡大展開

Kuehne(キューネ)、AI搭載の陸上輸送プラットフォーム「eTrucknow」をシンガポールに拡大展開

【ダイジェスト】 ・Kuehne + Nagel(キューネ)はAI対応のデジタル陸上輸送プラットーフォーム「Trucknow.com」をシンガポールで立ち上げたと発表 ・このプラットフォームは運送企業(シッパー)と荷主(キャリア)をマッチングさせるものですが、国内輸送のみならず国境を跨ぐクロスボーダー輸送にも対応 ・プラットフォーム上で「即時見積サービス」と「競争力のある運賃レート」の提供を実現 ・荷主の要件と輸送会社の空き状況のマッチングをAIが行う ・今年中にマレーシア、インド、ベトナム、ニュージーランド、オーストラリアの地域でサービスイン予定 【原文】 One-stop platform that seamlessly connects shippers and carriers for domestic and cross-border road logistics shipments Instant quotation and competitive rates through self-service platform Proprietary rate engine uses AI to match shipper’s requirements with carrier availability eliminating manual processes Read More 関連するおすすめ記事!! 物流ニュース!!

CEVA Logistics TRT(トラック-貨物-トラック)マルチモーダル輸送を立ち上げ

CEVA Logistics TRT(トラック-貨物-トラック)マルチモーダル輸送を立ち上げ

ダイジェスト ・発地は中国で、ラオス、タイ、シンガポール、マレーシアの顧客向けの輸送サービスを開始 ・コロナの影響により、中国とベトナム間のトラック輸送が混雑により2日~4日の遅れが発生していたところを、貨物列車を活用することでリードタイムを短縮することに成功 ・中国からタイへの輸送に関しては、4日のリードタイム短縮を実現した 原文 CEVA Logistics launches its Truck – Rail – Truck (TRT) service, a practical & innovative #multimodal transport solution to remedy transport disruptions during #COVID19 bit.ly/35HlMQo www.cevalogistics.com/release/07-may-2020

XPO Logistics 2020年第1四半期決算を発表

XPO Logistics 2020年第1四半期決算を発表

ダイジェスト ・2020年第1四半期の売上高は「$3.86 Billion≒約4000億円」。対前年同期比では「-6.3%」の減収 ・同純利益(株主利益)は、「$21 Million≒約22億円」。対前年同期比では「-51%」の減益 ・CEO(Bradley Jacobs)は「3月半ばに始まったコロナパンデミック以降業績が悪化した」とコメントを発表 原文 Greenwich, CONN ., May 04, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) — XPO Logistics, Inc. (NYSE: XPO) today announced financial results for the first quarter 2020. Revenue was $3.86 billion for the quarter, compared with $4.12 billion for the same period in 2019. Net income attributable to common shareholders was […]

Kuehne(キューネ)、IATA CEIVの再認証取得 KN PharmaChainの品質を裏付け

Kuehne(キューネ)、IATA CEIVの再認証取得 KN PharmaChainの品質を裏付け

【ダイジェスト】 ・業界初となる、全ての航空ネットワークでのIATA(国際航空運送協会)CEIVの再認証を取得 ・これによりキューネが医薬品・ヘルスケア業界向けに提供する「KN Pharma Chain」の高い品質と安全性の裏付けとなる ・なお、現段階で「KN Pharma Chain」は94の地域をカバーしている 【原文】 First-in-the-industry full network IATA CEIV re-certification Confirmation of the highest quality and safety of KN PharmaChain Read More

アメリカの4月のトラック業界 88,300の仕事が減少

【ダイジェスト】 ・米国労働省の発表によると、4月の米国での運輸業界と倉庫業従事者は88,300の仕事が減少したと発表 ・コロナの影響で医療品や日用品の物品の配送は増えているものの、4月通期では仕事が減少 ・中でも石油の輸送が停滞したことによる「タンカー」輸送の減少が顕著とのこと The Labor Department said 88,300 trucking and warehouse positions were lost in April as unemployment nationwide reached 14.7%.Read More

ドイツ物流大手DB Schenkerが中国-ドイツ便を増便 コロナによる物流増を受け

ドイツ物流大手DB Schenkerが中国-ドイツ便を増便 コロナによる物流増を受け

ドイツの物流大手DB Shenker(シェンカー)は、中国とドイツ間での医療物資の輸送を目的とした空輸便を増便させたと発表しました。 ※原文は「こちら」です。 ポイント1:旅客便Boeing767を貨物便に変更 原文にもありますが、元々はアイスランド航空の旅客機だったBoeing767便3機を貨物便として形態変化させて増便しています。 しかも、今回の事例では客席を全て取っ払っての対応です。 原文に「China Shuttle is aimed specifically at customers who import medical equipment such as masks or protective suits(中国便はマスクや防護服といった医療物資の輸送に特化した貨物便)」と書いてある通り、Covid-19により世界中で医療物資に対する輸送ニーズが増加していている状況下でこうした対応をしているようです。

海運大手Maerskが中国⇔トルコ間の鉄道路線を立ち上げ 着々と進む一帯一路構想

海運大手Maerskが中国⇔トルコ間の鉄道路線を立ち上げ 着々と進む一帯一路構想

世界最大の海運企業の「A.P.Moller Maersk」は中国のXi’an(西安)とトルコのIzmit(イズミト)間の鉄道輸送路線を立ち上げたと発表しました。 Maerskは3年前にヨーロッパと中国間での国境横断型の鉄道輸送路線を立ち上げていて、今回はその欧州⇔中国の鉄道路線にトルコ行きの新たな路線が加わった形です。 ※原文は「こちら」です。 ポイント1:鉄道は空輸より安く、海上より早いサービス 今回Maerskは中国と欧州間を鉄道で結ぶ物流路線を中東にまで拡大したわけですが、そもそもこの鉄道路線の特徴として、値段が空輸よりも安く、海上輸送よりもリードタイムが短いというこの二つの輸送モードのちょうど間を取った輸送サービスの品質を提供できるというポイントがあります。 そのため、例えば「自動車業界」や「ハイテク業界」といった短納期での物品輸送と、コストの抑制をバランスよく両取りできるニーズが高い業界で特に引きが強いようです。 顧客である荷主にとっては、輸送モーダルの選択肢が海上・空輸・陸路と増えるので、今後大きなメリットを得られるサービスだと考えられます。 ちなみにMaerskのサイトに海上・陸上・空輸のそれぞれのサービス比較表が付いていて、下記の通りとなります。 ポイント2:着々と進む中国の「一帯一路」 ご存知の通り、中国の習近平は2013年に「シルクロード構想」を打ち出しています。 これは欧州と中国間の物流ルートを海上と陸上で繋いで、貿易の活性化を行うという目的で始まった取組ですが、今回のリリース記事にも「ambitious initiatives taken by the government to improve the rail infrastructure(政府による鉄道インフラを改善する野心的なイニシアチブが働いた)」とある通り、今回の発表はこの政府主導で進める一帯一路構想が徐々に形なってきている解釈できそうです。 ポイント3:「トルコ」のポテンシャル トルコのGDPは2000年に入ってから急速に成長しています。 今後も欧州と中国の物流ルートのハブとして、成長していくことが予想されます。 日系企業も、例えば2014年に日本郵船がトルコの物流企業であるInci Logisticsに出資をすることを発表したり、2013年に日立物流がトルコの物流企業を買収していたりと、トルコ市場を重要視している動きが見られます。 またトルコの大手物流会社のBarsan Global Logisticsは2019年に東京に支店を開設しています。

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