Month: June 2020

米BluJay社、Ravenロジスティックス社と協業 鉄道含めたマルチモーダルTMS提供に向けて

米BluJay社、Ravenロジスティックス社と協業 鉄道含めたマルチモーダルTMS提供に向けて

輸配送向けソフトウェアを提供する北米のBluJay社は、北米の鉄道輸送マネジメント会社Ravenロジスティックス社と協業し、鉄道・海上・陸上の異なる輸送モーダルを1つのシステム上で管理できるTMSを提供すると発表しました。 両社の発表により今後は鉄道輸送も含めたグローバルでのサプライチェーン全体での最適化が進むことが期待されます。 Ravenロジスティックス社長、Duane Kuzakさんのコメント “Raven partnered with BluJay Solutions with the goal of creating a pathway to complementary logistic applications for ocean and over-the-road freight management,” →今回のBluJayとの協業は、海上輸送と陸上輸送を統合させた新たな物流アプリケーション提供に向けた一助となる BlujayのChief Revenue Officer、Chris Timmerさんのコメント “This partnership is a great example of powering the Frictionless Supply Chain for our customers” →今回のパートナーシップは「Frictionless(無駄のない)」サプライチェーン提供に向けた素晴らしい前例となる ※原文はこちら Read More

北米Optym社、中小企業向けTMSをリリース

北米Optym社、中小企業向けTMSをリリース

北米の物流向けソフトウェア会社「Optym社」が中小企業向けのTMS(輸送管理システム)をリリースしました。 今回リリースされた新製品「Axele」は貨物のリアルタイムトラッキング機能や配車プランニングといったTMSが有する基本的な機能に加えて、北米では搭載が義務付けられている「ELD」や荷主とドライバーをマッチングするマーケットプレイスの「Load Board」と接続できるなど多彩な機能が揃っています。 料金体系としてはフリーミアムモデルで、基本的な機能は無料で利用できますがより高い機能やサービスが利用できるPro版は月額$50/1ユーザーから利用可能とのことです。 下図のリアルタイムトラッキングは荷主の顧客とも共有できる。 ※原文はこちら Read More

2020年の「SDCE 100」発表 米UPS、XPO Logisicsなど選出

2020年の「SDCE 100」発表 米UPS、XPO Logisicsなど選出

「SCDE 100」は、北米のサプライチェーン関連のビジネス専門誌を発行する「Supply & Demand Chain Executive」が年1回発表する表彰制度です。 1年間の中で革新的なプロジェクトを成功させた企業やサービスが選定されます。 今年もSCDE 100 2020年版が発表され、物流企業からは米UPS Logisicsや米XPO Logistics社などが選出されました。 ※SCDE100その他の表彰についてはこちらから Read More

Maersk、2020年Q2の業績見通しを修正

Maersk、2020年Q2の業績見通しを修正

海運大手Maersk(マースク)社が2020年第2四半期の業績見通しを発表しました。 同社の発表によると、2020年Q2のEBITDAはQ1より微増で着地する見込みとのことです。 当初の想定よりも貿易物量が回復傾向にあり、当初見込みのAPMM-20%~-25%減から-15%~-20%減に上方修正しています。 Read More…

米One Network社、PSAカーゴソリューションズ社と協業 E-to-Eの可視化サービスを提供

米One Network社、PSAカーゴソリューションズ社と協業 E-to-Eの可視化サービスを提供

SCM(サプライチェーンマネジメント)ソリューションサービスを提供する北米「One Network Enterprise」社は、シンガポールの港湾運営会社「PSA Cargo Service」との戦略的協業を発表しました。 今回の協業によって、One Network社が提供するEnd-to-Endかつグローバルでの貨物追跡(Track-and-Trace Visibility)サービスやコントロールタワーサービスをPSA社の顧客に展開していくと発表しています。 両社の責任担当者は今回の協業に関して「サプライチェーンのリアルタイムでの可視化に対するビジョンが合致した」とするコメントが発表されています。 One Network社のChief Revenue Officer、Mr. Bruce Jacquemardさんのコメント: Combining the unique capabilities of the One Network platform with PSA’s services in global logistics and port-based warehousing will be game changing in the maritime supply chain world and will unlock enormous business value for customers. Together, we’ll be able to […]

北米FreightWeb社、貨物トラック積載効率向上の取組みを紹介

北米FreightWeb社、貨物トラック積載効率向上の取組みを紹介

国土交通省の発表資料によると、国内の貨物トラックの積載効率はここ数年低下傾向にあります。 貨物トラックの積載効率の課題は物流業界の中でも課題提起されることがしばしありますが、それは日本だけで起こっている課題ではなく北米でも似たような状況に直面しています。 トラック輸送ソリューションを提供する北米FreightWeb社は、こうしたトラックの積載効率の改善に向けてハードウェア/ソフトウェアを活用したソリューションを提供する企業です。 今回同社のインタビュー記事の中で「積載効率向上」に関する取組の紹介がありましたのでメモレベルですが簡単に紹介します。 原文は約20分程度の英語のインタビューですので興味があればオリジナルver.も聞いてみて下さい。 【インタビュー概要】 ◎積載効率の改善はこれまでも大きな課題として認識されてきた。ダブルデッキなど様々な取り組みを実施してきたが、安全性、費用面、法規制、オペレーションとの折り合い、パレットの違い等で調整が付かずなかなか進まなかった ◎現在検討中の施策としては、 FTLとLTLといった既存の輸送形態の区分を見直す。具体的にはそれらの折衷案となる「P-LTL(FTLとLTLの混載)」で輸送を考え、料金モデルも利用したスペース単位での課金に変更する 高さを柔軟に調整できるパレットを利用することでトラック内の空間を柔軟に活用する AIを搭載したソフトウェアを活用して積載シミュレーションを行い最適化する。これまでもソフトウェアの類は実践されてきたが、今の時代は多くのデータが社内外から得られるように変わってきている。分析結果もより精緻になってきている トラックの走行データの可視化ではなく、ラックやパレット単位といったより細かいレベルでの可視化を行い、更に他のデータ(TMS上の)と紐付ける。こうして可視化されたデータに基づいて実際のオペレーションを継続的に最適化する 【FreightWebのパレット】 ※原文はこちら Read More…

米E2open、輸送可視化ツールを追加費用なしで提供

米E2open、輸送可視化ツールを追加費用なしで提供

AIを活用したサプライチェーン・プラットフォームを提供する北米「E2open」社は、輸送状況を可視化できる「In-Transit Visibility」を全ての顧客に対して追加費用なしで提供することを発表しました。 E2Open社のCEO、Michael Farlekasさんは、「ユーザーが追加費用なしで輸送可視化機能を使えるようサブスクリプションモデルを変更することで、このサービスを今後より広く浸透させていけると考えている。ユーザーがこの機能を使いデータに基づいた輸送状況の管理や意思決定を行えるようになることで、より付加価値の高い活動に費用を投資できると考えている」と話しています。 By making real-time location visibility and data for goods-in-transit available to our clients as part of their current subscription, irrespective of the E2open module clients use, we fundamentally change the economics for widespread adoption. We believe the use of this data to make more valuable supply chain decisions allows clients to […]

米One Network 社と米TruckerCloud社、共同開発の新サービス発表 サプライチェーン全体をリアルタイム可視化

米One Network 社と米TruckerCloud社、共同開発の新サービス発表 サプライチェーン全体をリアルタイム可視化

SCM(サプライチェーンマネジメント)ソリューションを提供する米One NetworkEnterprise社と、トラック輸送ソリューションを提供する米TruckerCloud社が共同で新サービスを開発したと発表しました。 今発表のサービスにより、ユーザーはトラック輸送を含めたサプライチェーン全体にわたるリアルタイムの情報収集ができるようになり、より正確にETA(到着予定時刻)が計算が出来たり、輸送遅延をより的確に予測できたりといった恩恵が受けられるようになるとのことです。 【One Network ダッシュボード】 ※原文はこちら Read More…

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