北米のリサーチ会社Gartner社(ガートナー)が2020年のWarehouse Management System(倉庫管理システム)のMagic Quadrantを発表しました。 【2020年の結果】 【2019年の結果】 ・2019年はManhattanとBlue Yonder(旧JDA)の2強傾向が強かったが、2020年には緩和されています。 ・2019年にリーダーポジションにいた6社は2020年も変わらずにリーダーポジションを堅持しています。 ・2020年はドイツはハンブルグのKörberが2019年比で大きく飛躍し、SAPとOracleを引き離しています。
Month: September 2020
米FedEx、貨物のトラッキングを可能とするSenseAwareIDをリリース
北米物流大手のFedEx社は、貨物の輸送状況の追跡を可能とする、小型軽量のITデバイス「SenseAware ID」をリリースしたことを発表しました。 SenseAware IDは輸送貨物に取り付けられ(画像参照)、2秒に1回の頻度で位置情報を送信するので、荷主はより鮮度の高い輸送状況情報へのアクセスが可能となります。 主に医療物資の輸送用に活用されるとのことで、直近では新型コロナウイルスのワクチン輸送用で実際に使われる予定とのことです。 ※原文はこちら
米Amazon、1,000倉庫新設を計画 地方配送の強化
北米Amazon.com社は、北米全土において1,000もの倉庫を新設する計画があることを関係者に明かしたことが分かりました。 北米全土で倉庫数を増やすことにより、倉庫に保管されている商品と購入者との距離を短くし、配送リードタイムの短縮を狙っているとのことです。 アマゾン社は、予てより当日配送(購入した当日に配達される)の実現を目指していましたが、今回の発表はその目標の具現化に向けた布石となりそうです。 ※原文はこちら
米Jump Technologies、病院向けのサプライチェーン可視化サービスをリリース
北米のJump Technologies社は、病院向け資材のサプライチェーンデータ分析・可視化サービスを提供することを発表しました。 病院側は、医療資材がどこで、誰が、どれくらい使っているのかをモニタリングできるようになり、在庫切れのタイミングを予測も出来るとのこと。 アメリカは先般の新型コロナウイルスによるロックダウンの影響により、資材の供給が滞り、医療機関は患者の治療に必要な医療物資の調達に苦しんだとのことです。 こうした背景もあり、サプライチェーンの稼働状況をリアルタイムでモニタリングできるソフトへの関心が高まっているようです。 ※原文はこちら