米Coupa、ラマソフト社の買収を発表

北米に本社を置く電子購買ソフトウェアプロバイダーのCoupa社が、サプライチェーン分析ソフトウェアプロバイダーのLLamasoft(ラマソフト社)を買収したとのビッグニュースを発表しました。

買収金額は$1.5 Billion(日本円にして約1,600億円)とのことです。

 

Coupaは購買調達ソフトウェアプロバイダーで、下図のGartner社が発表した2020年度のMagic Quadrantレポートでもリーダーポジションに選出されています。

BtoB向けITサービス界隈では、有名な企業です。

 

そんなCoupa社が、AIを取り入れたサプライチェーン分析ツール(特にネットワーク分析に強い)の買収するとのことで、これは大きな動きとなるのではないでしょうか。

 

 

なお、CoupaのCEOは今回の買収にあたって、顧客がサプライチェーン全体のinstant visibility(即効性のある可視性)、agile planning(素早い計画能力)、timely risk mitigation support(タイムリーなリスク管理サポート)を必要としている中で、ラマソフトのサプライチェーンデータ分析能力とCoupaが保有する顧客の決済データを組み合わせることで、より強力な購買決済プラットフォームを構築していきたいとコメントしています。

CoupaもLLamasoftも世界的には高いプレゼンスを持つ企業ですので、両者が掛け合わさった今後の展開が楽しみです。

 

※原文は下記からご覧ください。

※詳細はこちらから

 

 

 

 

ブログ管理人について

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元々物流会社で勤務してました。今は外コン勤務です。
SCMに携わってもうすぐ10年。自分の学びも含め、世界の物流・サプライチェーンに関する情報収集・発信しています。
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