2022年SCMソフトウェア売上ランキング

下記記事にて、SCM(サプライチェーンマネジメント)領域におけるソフトウェアの売上ランキングがまとめられていました。

https://www.mmh.com/article/top_10_supply_chain_software_suppliers_2022

 

結果としては、

 

1位:SAP

2位:Oracle

3位:Blue Yonder(旧JDA)

4位:Coupa

5位:E2Open

 

 

個人的に気になったポイントとしては、

 

・マーケット全体としては伸びている

2020年vs 2021年で見れば、大半の企業で売上高は+10%以上伸びていて、このSCMソフトウェア業界のマーケットは伸びていることが分かります。

物価高、ロシアでの戦争、新型コロナウイルス、コンテナ不足による海運運賃の上昇等で、サプライチェーンを見直す必要に迫れている企業が多い中で、今後もSCM領域におけるソフトウェアの需要は続くのでは。

 

・SAPとOracleの二強

SAP、Oracleの二強という形ですが、2021年にはCoupaがラマソフトを買収したり、企業同士の再編も大きな業界なので、向こう数年ではまた大きく変わってるのかもしれません。

 

・AI-Driven

一昔前までは、Data-Driven(データに基づいてビジネスの意思決定を行う)でしたが、今はAI-Drivenの時代。

社内のデータのみならず、サプライヤー・第三者のデータも活用し、AIによる最適な判断を下す流れがSCM領域にも来ています。

 

 

 

 

ブログ管理人について

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元々物流会社で勤務してました。今は外コン勤務です。
SCMに携わってもうすぐ10年。自分の学びも含め、世界の物流・サプライチェーンに関する情報収集・発信しています。
よろしくお願いします。

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