在庫を持つことのメリット3つ 在庫は悪ではない!

物流、サプライチェーン関係者の方なら、在庫削減策や在庫最適化について考えたことがある人も多いのではないでしょうか。

ただ在庫の削減について考える前に、一歩たち下がって、そもそも何故在庫を持つ必要があるのか考えてみることも大事です。

本記事では在庫を持つ理由を3つ紹介したいと思います。

 

在庫を持つメリット

下記が在庫を持つメリットです。

 

1.購買力、コストメリット

モノを仕入れる場合、注文するロットの数が多ければ多い程、価格は安くなります。

大量注文は、仕入れ先にとっても売上増になり、双方にとってメリットを見出せます。

一方大量に入れる場合、仕入れた製品を保管しておかなければならず、在庫を持つ必要があります。

 

2.物量の波動を埋めて機会損失を防ぐ

誰にも将来は予測できないので、需要予測が難しく、どれだけの量が売れるかは不確定です。

大量に注文が入った場合にも在庫切れを起こさず、納入が出来るよう在庫をしておく必要があります。

 

3.価値の保存

例えばワインなど、世の中には時間の経過と共に価値が向上する製品もあります。

そうした製品=価値を保存・保管しておくための手段として在庫を持つケースもあります。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

在庫を持つ理由は他にも色々あると思うので一度考えてみて下さい。

 

 

 

 

ブログ管理人について

ブログ管理人について

元々物流会社で勤務してました。今は外コン勤務です。
SCMに携わってもうすぐ10年。自分の学びも含め、世界の物流・サプライチェーンに関する情報収集・発信しています。
よろしくお願いします。

Scroll to Top