ドイツ鉄道、物流部門売却の方針

独ドイツ鉄道は、自社傘下の物流部門DB Shenker(シェンカー)社を売却の方向性で動いていることを発表したみたいです。

この話題は去年から目にしてましたが、当時は噂レベルの情報しか出てなくてスルーでしたが、今回はドイツ鉄道側がコメントを出しています。

 

ロイター通信社の情報ですが、売却は来年のQ3~A4辺りになる見込みとのこと。

売却先候補としては、ドイツ物流会社のDHLや、PB(プライベートバンク)とのことで、まだ確定はしていない模様。

ただ今回の会社側のコメントで、ドイツ鉄道者が売却の意思をより強く固めたというところは分かってきています。

 

ちなみにShenkerは世界最大規模の物流会社です。

下記記事にて世界の物流企業のランキングをまとめてみましたが、FedexやMaerskに次いて大きな会社です。

世界の物流・3PL企業の世界ランキング 13社の調査結果

 

仮にDHLとの合併が実現した場合、業界内では頭1つ抜けて独占状態となり、業界のパワーバランスを大きく崩していきそうですね。

それだけ大きな案件ですので、今後引き続き情報を追っていきたいと思います。

 

 

 

 

ブログ管理人について

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元々物流会社で勤務してました。今は外コン勤務です。
SCMに携わってもうすぐ10年。自分の学びも含め、世界の物流・サプライチェーンに関する情報収集・発信しています。
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