Gartnerがリアルタイム・輸送プラットフォームのMagic Quadrantを発表

Gartner社がReal Time Transport Visibility Platform(リアルタイム・輸送可視化プラットフォーム)のマジック・クアドラントを発表しました。

これはガートナー社が毎年発表している調査結果で、Ability to Execute(実行性)とCompleteness of Vision(ビジョン・方向性の完成度)の2つの軸で、世の中の様々なテクノロジーを評価しているものです。

今回は、「リアルタイム・輸送可視化プラットフォーム」の2023年版の調査結果を発表しました。

下図が結果です。

2022年と変わらず、Project44とFourkitesがリーダーポジションにつけています。

2021年→2022年→2023年と時系列で辿ってみると、この2社が他社・他サービスを引き離している傾向が見られます。

テクノロジーとしてはまだまだ新しい領域かと思いますが、それでもある程度は勝者と敗者の線引きが明確になってきている感じですかね。

岸田首相が「強靭なサプライチェーンの構築」を重点項目に挙げていたりと、社会的にもサプライチェーンの可視化に対する関心は今までより高まっています。

そうした中で、今後新興会社やGAFAM勢といったビックテック企業がどのようにサービスを提供してくるのか楽しみです。

 

 

 

 

ブログ管理人について

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元々物流会社で勤務してました。今は外コン勤務です。
SCMに携わってもうすぐ10年。自分の学びも含め、世界の物流・サプライチェーンに関する情報収集・発信しています。
よろしくお願いします。

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