デルモンテ社、今月から商品タグを刷新

Del Monte Fresh Produce N.A.(北米フレッシュ・デルモンテ社)は、2020年1月27日、同社のゴールドパイナップルのタグを今月から刷新すると発表しました。

発表によると、パイナップルに貼り付けられるタグは、企業の持続性(sustainability)に関する事実を紹介するもので、全部で6つのパターンが用意されているとのことです。
グローバルで企業の持続性(sustainability)が企業ブランドに与える影響が高まる中で、同社は今回の取組を顧客とのコミュニケーションツールとして重要だと位置付けています。

◆タグに掲載される6つのパターンの内容
1.ケニヤにある水路は、同国のカバ95匹の生息数の増加に貢献している
2.中米における同社の農業地の周辺において、子供への640のメリット・ベース・スカラーシップという形で教育支援活動に従事
3.1995年以降、同社バナナ園で使われる30,000トンのプラスチックをリサイクルしている
4.約1000種類の生物が、同社のマドリードの山林に生息する
5.2000年にパイナップル用の箱を変更してから、160,000トンの紙の利用を削減した
6.90%以上のパイナップルは、「sustainable farm(持続性ある農地)」として認証を得た場所で育っている

今回の取組は物流が、ただモノを運ぶという機能に加えて、こうしたマーケティング的な付加価値をも提供している事例として参考になります。今後、日本でも展開されるのか楽しみです。

http://www.freshdelmonte.co.jp/

 

 

 

 

ブログ管理人について

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元々物流会社で勤務してました。今は外コン勤務です。
SCMに携わってもうすぐ10年。自分の学びも含め、世界の物流・サプライチェーンに関する情報収集・発信しています。
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