独DHL Supply Chain、Blue Yonder社と共同でMicrosoftクラウド上で稼働する物流倉庫向けロボットプラットフォームを発表
ドイツの物流企業「DHL Supply Chain社」は、北米のサプライチェーンソフトウェア企業「Blue Yonder社(旧JDA)」と米「Microsoft社」と共同開発した、物流倉庫向けロボットの導入用の新たなソフトウェアプラットフォームを発表しました。
今回発表されたプラットフォームでは、ロボット導入のプロセスを標準化することで、物流倉庫に新規でロボットを導入するためにかかる導入工数やプログラミング工数ダウンを実現することが期待されています。
既にスペインのマドリッドでの導入では、約60%のロボット導入工数が削減されたとのことです。
なお今回のプラットフォームは「Microsoft社」が提供するクラウドプラットフォーム「Azure」とも連携しているので、Azureとのレバレッジもかけることが可能となっているようです。
荷主側はこのプラットフォームを使うことで、それぞれのニーズや用途にマッチしたロボットを柔軟に選択することも可能となるようです。
今後物流倉庫向けロボットの導入が更に加速していくことが期待されます。
※原文はこちら
Deutsche Post DHL Groupの業績情報 世界№1の物流企業の最新情報
世界最大のの物流企業であるDeutsche Post DHL Group(ダッチポスト ディー・エイチ・エル グループ)の業績情報です。 国内では、「DHL Express」、「DHL Global Forwarding」、「DHL Supply Chain」の3つのグループ会社で運営しています。 DHLが開示している2018年の最新のアニュアルレポートから、業績情報を一部抜粋し整理しました。 転職や就職活動の企業研究の参考にしてみて下さい。 目次 ◆企業概要 企業名 Deutsche Post DHL Group 設立年 1995年 本社 ドイツ ボン 海外展開 約220か国
ガートナー サプライチェーンランキング2024年を発表
米の調査会社ガートナー社が、サプライチェーンランキング2024年を発表しました。 ●URL https://www.gartner.com/en/supply-chain/research/supply-chain-top-25 今年の1位はシュナイダー。昨年と変化なし。 ちなみに上位3社はシュナイダー、シスコ、コルゲート(衛生用品)となりましたが、2023年と変化なし。 気になる変化点としては、Microsoftが4位にランクアップしてるぐらいですかね。 そして今年も日系企業は0社。。。 トヨタやソニー等、グローバルブランドはそこそこあると思いますが、サプライチェーンという点ではまだまだグローバル水準には至ってないんでしょうね。 26位以下のランキングも公表されているので、公式サイトを確認してみてください。 人気の記事! ◎外資系物流社員がおすすめする物流書籍7冊 ◎サプライチェーンにおけるレジリエンスとは 何故必要なのか ◎実際に働いて分かった物流担当者におすすめの資格 ブログ管理人について 元々物流会社で勤務してました。今は外コン勤務です。 SCMに携わってもうすぐ10年。自分の学びも含め、世界の物流・サプライチェーンに関する情報収集・発信しています。 よろしくお願いします。 Follow @insight_eagle
大手海運、スエズ運河を通行できず
マースク、OOCL、MSC Mediterianなど、大手海運企業がスエズ運河を通行しないことを発表しています。 紅海で攻撃を受けていることを受けて、こうした対応を進めているとのことです。 https://shippingwatch.com/carriers/Container/article16694169.ece 人気の記事! ◎外資系物流社員がおすすめする物流書籍7冊 ◎サプライチェーンにおけるレジリエンスとは 何故必要なのか ◎実際に働いて分かった物流担当者におすすめの資格 ブログ管理人について 元々物流会社で勤務してました。今は外コン勤務です。 SCMに携わってもうすぐ10年。自分の学びも含め、世界の物流・サプライチェーンに関する情報収集・発信しています。 よろしくお願いします。 Follow @insight_eagle
Cosmic Frog 輸送ルート最適化システム提供開始 業界に激震か
Cosmic Frogが輸送ルート最適化システムを提供すると発表しました。 https://note.com/scd4/n/n8275131cd50a?utm_medium=email&_hsmi=283730648&_hsenc=p2ANqtz-_j1vLrnW6nRRVNZO_jU6i56IfYUP4lpMA4qEEYSSN1qCHlsPm-IxOPtI1kLu66-8PWLfHfJgZBw4hxgH80-scYzgTcr3Zu5Aa_F5JyMUdDStNH1rY&utm_content=283730648&utm_source=hs_email 従来Cosmic Frogは、サプライチェーン上に存在する様々なコストパラメーターを総合的に考えて、エンド・ツー・エンドで最適化する機能を提供してきました。 今回のリリースでは、サプライチェーン上の1つの領域(ラストワンマイル、幹線等)に対して、輸送経路を最適化する機能を提供する運びとなります。 これにより、複数の納品先がある場合でも、トラックの移動ルートを分析・改善することが可能となります。 一方輸送ルート最適化のアウトプットの品質は、どれだけ緻密な道路情報・データを持っているか、その導出エンジンに依存します。 正確な交通情報、経路情報をより多く持っている方が、より正確なルートを提案できるわけです。 また納品先が多数存在する場合、移動経路の組み合わせ数は膨大になるので、最適化に対してどのような手法を使うのか、細かいシステムの機能が品質を左右します。 輸送ルート最適化は、他にも様々な企業が提供しているサービスなので、品質面で他社とどう差別化できているのか気になるところです。 人気の記事! ◎外資系物流社員がおすすめする物流書籍7冊 ◎サプライチェーンにおけるレジリエンスとは 何故必要なのか ◎実際に働いて分かった物流担当者におすすめの資格 ブログ管理人について 元々物流会社で勤務してました。今は外コン勤務です。 SCMに携わってもうすぐ10年。自分の学びも含め、世界の物流・サプライチェーンに関する情報収集・発信しています。 よろしくお願いします。 Follow @insight_eagle
Freight Tech受賞企業決まる 1位はアマゾン・フレイト
今年のFreight Techの受賞企業が決まりました。 Freight Techは毎年一度発表される、輸送・運輸業界に影響を与えたテクノロジー企業です。 今年のトップ3は下記の通りです。 https://www-freightwaves-com.cdn.ampproject.org/c/s/www.freightwaves.com/news/freightwaves-announces-2024-freighttech-25-winners/amp 1位 Amazon Freight(アマゾン・フレイト) Amazonが運営している荷主と輸送企業のマッチングサービスです。FTLと呼ばれるトラックの車建てサービスを提供する輸送企業と荷主を直接繋ぐサービスとして、北米を中心に展開が進みます。日本での展開は未定ですが、いずれ日本にも上陸するのではないでしょうか。 2位 Plus トラックの自動運転サービスを提供する会社です。自動運転サービスのオープン化を目指す革新的な企業の1つです。 https://plus.ai/ 3位 Fillogic 小売業界に特化した物流サービスの提供。抵コストで高品質なMicro-Distributionサービスを提供する。ちなみにMicro Distributionはここ数年で海外を中心に進みつつある新しい物流の姿で、これまでは倉庫で在庫を管理していたものをなるべく消費者に近い場所で在庫することで、納期等のサービス品質を上げていこうとする取り組みです。 https://fillogic.com/retailers-brands 上位3社のビジネスモデルがそれぞれ全く異なっていて面白いですね。 それにしてもやはりAmazon Freightは脅威ですね。 日本でもラクスルが同様のサービスを提供していますが、Amazonは資本力で大きく上回りますので、今後の日本展開の動きは注視していく必要がありますね。 人気の記事! ◎外資系物流社員がおすすめする物流書籍7冊 ◎サプライチェーンにおけるレジリエンスとは 何故必要なのか
Maerskがレイオフを開始
世界No.1の海運会社Maerk(マースク)が、本社メンバーを中心にレイオフを開始したとのことです。 https://shippingwatch.com/carriers/Container/article16620695.ece グローバル全体で2,500人にあたる人材をレイオフ予定とのこと。 人気の記事! ◎外資系物流社員がおすすめする物流書籍7冊 ◎サプライチェーンにおけるレジリエンスとは 何故必要なのか ◎実際に働いて分かった物流担当者におすすめの資格 ブログ管理人について 元々物流会社で勤務してました。今は外コン勤務です。 SCMに携わってもうすぐ10年。自分の学びも含め、世界の物流・サプライチェーンに関する情報収集・発信しています。 よろしくお願いします。 Follow @insight_eagle
【物流・テクノロジー】Project44がCelonisと協業
輸配送可視化サービスを提供するProject44は、プロセスマイニングツールを提供するCelonisとの協業を発表しました。 https://www.project44.com/press-releases/project44-partners-with-celonis ここ数年でサプライチェーン関連のスタートアップ企業の協業発表が相次いでます。 今回はCelonisというプロセスマイニングという手法で業務改善を進めるソフトを提供する企業との協業になりますが、こちらも興味深いですね。 人気の記事! ◎外資系物流社員がおすすめする物流書籍7冊 ◎サプライチェーンにおけるレジリエンスとは 何故必要なのか ◎実際に働いて分かった物流担当者におすすめの資格 ブログ管理人について 元々物流会社で勤務してました。今は外コン勤務です。 SCMに携わってもうすぐ10年。自分の学びも含め、世界の物流・サプライチェーンに関する情報収集・発信しています。 よろしくお願いします。 Follow @insight_eagle
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