【海外・海運】CMA CGMが気候変動の対策サーチャージを発表
フランスの海運会社CMA CGMは、2023年10月5日に気候変動に対策費用として、顧客に追加のサーチャージを請求することを発表しています。
下図がタリフですが、1 TEU辺り25〜60ユーロの追加サーチャージとなるそうです。
EUは、2050年までにカーボンニュートラルの達成を目指しています。
その一環でEU ETSという二酸化炭素の排出取引が始まったのですが、記事によるとこれまではエネルギー業界のみが対象。
2024年1月から海運にも適用範囲が拡大しました。
これを受け2024年から追加のAllowance(費用)を払う必要があるとのことです。
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特にヨーロッパは、気候変動に対して具体的な金銭的なインセンティブを設ける形で対策しています。
このことから、2050年のカーボンニュートラルへの本気度を感じます。
今後日系企業もこの流れに追随する形となると思いますし、そういう点で省力・環境関連の企業には機運が来そうです。