JDA社が2020年の5つのトレンドを発表

企業向けサプライチェーンシステムを提供するJDA社は、2020年に起こる消費者の5つのトレンドについて発表。同社は1000を超える顧客に対してインタビューを実施し、その結果を公表しました。

1.貿易戦争
2019年に北米と中国の間で起こった両国の輸出入品目に対する関税引き上げは、多くの小売企業を困惑させました。この傾向は2020年以降も続く見込みとのことです。

2.返品をいかにカンタンにできるか
JDA社のリバースロジスティックスに関するアンケートによると、返品料金の支払い(30%)、領収書等の証明書の発行(17%)、返品条件の厳しさ(15%)が不便であるという結果が出ています。オンラインショッピングのサービスが拡大する中で、返品対応をどれだけカンタンにできるかが生き残りのカギと考えられています。

3.SNSが与える影響が上がっている
消費者の36%が、お気に入りのブランドからSNSを通じての広告を見ているそうです。SNSがメール(35%)を上回り、消費者に対するSNSマーケティングの影響は高まっていると言えそうです。

4.エコ輸送への意識が高まっている
回答者の半分以上が、買い物をする時に輸送方法の環境への影響を考えるという結果が出ています。買い物者の12%は、環境に与える影響を常に考えると回答しており、消費者のエコに対する意識はより高まっていると言えそうです。

5.祝日休日の消費が堅調
同社のアンケートによると、2019年の休日や祝日にいて、家族や友人と買い物をした人の25%が洋服、24%がギフトカード、22%が最新の電化製品、16%が教育関連グッズ、12%が体験、1%がサブスクリプションギフトを買ったという結果が出ています。休日や祝日で買い物をする消費者は以前として多いようです。

◆オリジナルURL
https://chainstoreage.com/jda-five-trends-watch-2020

 

 

 

 

ブログ管理人について

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元々物流会社で勤務してました。今は外コン勤務です。
SCMに携わってもうすぐ10年。自分の学びも含め、世界の物流・サプライチェーンに関する情報収集・発信しています。
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