物流費の高騰は日本だけではないという話し

2024年問題や慢性的な人手不足により、物量がこのままの推移で維持されれば、恐らくいずれサービスレベル(納期や配送品質)に影響が出るか、物理行きコストが増加するタイミングが来るだろう。

需要と供給の関係で見ればそれは明らかで、2024年問題でドライバーの供給量に制限がかかる一方、物量の需要は維持されるのだから、一般的には価格は上がっていく。

そうした影響を受けて物流費が高騰している企業も多いのではないでしょうか。

一方視点を広く見てみると、これは日本に限った話ではなく、世界的にもエネルギー価格の高騰やインフレによりコストが上昇していることがわかる。

例えばアメリカ。

下記の記事によれば、物流費は資源コストの増加やドライバー運賃の上昇により、前年比で20%以上もマージナルコストが上がっていると発表している。

https://www.foodlogistics.com/transportation/trucking/news/22866124/american-transportation-research-institute-atri-motor-carriers-experience-spike-in-equipment-wage-total-costs-in-trucking-atri-study

コスト増加は日本に限った話ではなく、世界的にも取り組まなければならない社会課題でもあることがわかりますね。

 

 

 

 

ブログ管理人について

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元々物流会社で勤務してました。今は外コン勤務です。
SCMに携わってもうすぐ10年。自分の学びも含め、世界の物流・サプライチェーンに関する情報収集・発信しています。
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