米Blue Yonderのネットワーク供給網とは

さて、この度日経新聞が下記記事を公開したので、ちょっと考察。

ブルーヨンダー、供給網管理の提案強化 3年で営業4割増

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF13B7U0T10C23A6000000/

ブルーヨンダーはパナソニックが8600億もの巨額な資金を投じて手に入れた企業なのだが、伸び悩んでいるという噂もよく見る。

この製品は基本的にはライセンス販売が中心なので、新規顧客獲得が経営成績上重要な指標となってくる。

ライセンスが1つ取れれば、その後何年にも渡ってくるビジネスモデルだが、新規獲得がうまくいってないのだろう。

実際2023年1月には前CEOの桐生氏が退任した報道も出た。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF19C4S0Z10C23A1000000/

正直一見暗いニュースに映ったのだが、下記の記事にもあるようにパナソニックはブルーヨンダーを買収後自社のサプライチェーンの最適化で本製品を使い、製品のノウハウや活用方法のナレッジを蓄積してきていることがわかる。

https://japan.zdnet.com/article/35187916/17/

こうしたサプライチェーン最適化のソフトは実は新興企業が沢山出てきているのだが、パナソニックの強みはなんと言っても自社のネットワークの構築で実際に使ってきて貯めてきた知見だろう。

他社や他人にモノを売る際、自社のでの成功体験がある方が売りやすいに決まっている。

そういう点では、買収後これまで自社サプライチェーンを最適化することで培ってきたソフトウェアの使い方の「勘所」を今後展開していくというフェーズに入ったのではないかと筆者は考える。

株式上場も目指しているということで、今後が楽しみですな。

 

 

 

 

ブログ管理人について

ブログ管理人について

元々物流会社で勤務してました。今は外コン勤務です。
SCMに携わってもうすぐ10年。自分の学びも含め、世界の物流・サプライチェーンに関する情報収集・発信しています。
よろしくお願いします。

Scroll to Top