UPSの収入源は主に北米の宅配事業が中心ですが、大きく3つのビジネスセグメントで業績を報告しています。
1.US Domestic Package
北米内の、域内宅配事業です。具体的には、陸運と空輸による、納期保証型の宅配事業です。取扱い貨物は14,7 Millionあり、は米国内最大です。納期指定が緩い、安価なサービスも提供。
直近では、土曜配送の拡大や、北米内で新センターを22か所開設しています。
2.International Package
国際デリバリー事業です。最短で1-3日で届ける「UPS Worldwide Express」や、最短3-5日で届ける「UPS Worldwide Expedite」を主力サービスを持ちます。Expressに関しては、137か国まで対象サービスエリアを拡大。Expressでなければ、全世界80か国を発地として220か国の地域を対象にデリバリーを行います。
今後はアジア市場を強化していくと発表しています。
3.Supply Chain & Freight
北米内宅配事業と国際デリバリー事業以外の、その他物流サービスを提供しています。海運や空輸事業の「Forwarding」や、2015年に買収した「Coyote Logistic」によるブローカービジネスや、2018年にローンチした「Transport Management System」及び「Warehouse Mangement System」といったシステム事業、通関代行事業、ファイナンス事業と幅広く物流サービスを提供します。
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